夜は、待っている。

著者 : 糸井重里

¥1,540 (税込)

作品紹介・あらすじ

糸井重里が、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のトップページに書いた1年間ぶんの原稿。そして、1年間の全ツイート。

そのなかから、心にのこることばだけを抜き出して、並べ直して、本にする。

それが、「小さいことば」シリーズです。

2011年は、誰にとってもたいへんな年でした。

3月11日に起こった東日本大震災のあと、糸井重里のことばも変化せざるを得ませんでした。

これまで深く意識しなかった多くのことと向き合い、「光の射す方向へ」向かって、祈るようにつむがれた数々のことばは、かつてのシリーズにはなかった種類のものです。

とはいえ、ただ深刻なことばが続いている、というようなことではありません。あたたかいことばや、スッとしみこんでくる喜びの表現、新しい発見や瑞々しい覚え書きなど、「あの日」から派生したさまざまなことがこの本には、ぎっしり詰まっています。

今年も、自信をもってお届けできます。

どうぞ、あなたの本棚の、よい場所に。